「温度差ストレス」~住まいの隠れたキーワード~
「気持ちの良い家とは」と聞かれたとき、おそらく多くの人が
日当たりや風通し、敷地の広さなどに関する条件を挙げるのではないでしょうか?
もちろん、それらの条件は、気持ちよく暮らすための大切なものですが
もうひとつ忘れてならない条件に「住まいの温度差」というものがあります。
特に、ヒートショックは、住まいの健康において大きな問題となっており
これによって亡くなる方は年間で1万人にも達するそうです。
ヒートショックとは、冬の寒い時期に暖房のきいた温かい部屋から
廊下を一歩外へ出たときなどに感じる温度差によって
身体が受ける影響のことを言います。
室温の急激な変化で血圧が急上昇、または急下降し
脈拍が早くなるなどの異変が起こります。
この他にも、めまいや失神、ときに心筋梗塞、脳血管障害にもつながるケースもありますから
じゅうぶんな注意が必要なところと考えております。
温度差が5℃以上あるところを出入りしていると
体温をコントロールする自律神経が混乱をきたすそうです。
こうした住まいの温度差の対策は、「高気密・高断熱構造」にあります。
また、取り付ける窓やガラスの配慮でも効果があります。
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2020.07.20