植物と住まいのハナシ
四季を楽しみながら目隠し、風よけ、日よけなどのコントロールをする
広葉樹や常緑樹などのグリーン。
皆さんは、どのような植物を植えていますか?
最近では、ガーデニング人気も定着し、さまざまな植物を楽しむ人が増えてきました。
日本在来の広葉樹(落葉樹)も、ぜひ改めて良さを知ってもらいたいです。
たとえば、一般的に家の周囲には
「ヤマボウシ」「シャラ」「カエデ」「͡コナラ」「エゴノキ」などの広葉樹がおおく植えられていますが
これは、冒頭に書いたような風よけや目隠しといった実用性を重視して使われる建築的手法のひとつです。
広葉樹は、冬のあいだに葉を落とすので、部屋の奥まで温かい日差しが届きますし
夏は葉を茂らせて木陰を作り、強い日差しを遮ります。
春や秋には、木洩れ日や柔らかい光が部屋の中に入ります。
「落ち葉の掃除は大変」という声もありますが
初春の芽吹き、夏の若葉、晩秋の紅葉など、四季の移り変わるようすは
こうした庭木がもたらしてくれる、ひとつの風情といえます。
ビル風と呼ばれる高層建築物で巻き起こる強い風は
低層住宅でも建物の角部分で起こることがあります。
ここに、常緑樹などがあると、風を和らげる役目を果たしますし
植える場所によって工夫をすれば、風通しを程良くデザインすることもできます。
神奈川県厚木市の「株式会社 龍建築設計」は設計から、施工まで幅広いご要望に対応いたします。
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2020.12.18