混雑した動線を整理!動きやすい家にするためのポイント
限られたスペースの中で、安全性と快適性をリフォームによって両立させることは可能です。
その対応策には、いくつかの方法がありますが
なかでも、動線を整理することは、安全性と快適性を向上させるときに有効です。
動線には、キッチンや水回りに出きりする「家事動線」と
居室とLDや玄関を結ぶ動線、トイレや浴室に行くための「衛生動線」があります。
この3つの動線が滞っていないかどうか?
その確認から始めてみましょう。
たとえば、椅子を飛び越え、家具のすき間を通り、ご主人をまたがなければキッチンに行けない。
そんなことは、まずないと思いますが、これでは不便で危険も伴いますよね。
要は、複数の人間が同時に動いていても安全でスムーズなイメージが理想です。
混乱した動線は、部屋を小割にして
小さい個室を増やそうとした住宅プランの増加が背景としてあります。
こうしたプランでは、プライバシーの確保はできる半面、一室が狭くて
物と物、人と人の距離が短くなりますし、出入口も固定されてしまうといったことになりがちです。
家族構成やライフスタイルの変化によって、新たに生まれたスペースは
ひとまとまりの大きなスペースとして作り直しても、そのなかを可動間仕切り(※)などで
各部屋に分けるという方法も取ることができます。
※・・・取り付け、取り外しができる間仕切りのこと
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2020.10.20